古くから名水として知られる轟水源(とどろきすいげん)は、『肥後国誌』で肥後国三轟水の1つに数えられ、「清冽の寒泉」と記されています。ここでは、轟水源の採水地や周辺の観光地、名水の由来や味わいなどについてご紹介します。 どこで採水されている? 轟水源は、1985年(昭和60年)に環境省選定名水百選に指定された、熊本県宇土市宮庄町(うとしみやのしょうまち)にあります。採水地へは、鹿児島本線宇土駅からタクシーで5分から10分、徒歩ではおよそ30分で行くことができるほか、無料の駐車場も完備されています。 名水の由来 水源の水は、南西にある大岳という火山岩からできている山付近に降った雨が、火山岩の割れ目を通り平野部との境界で湧出しているものと考えられています。 轟水源は日本に現存する最古の上水道へ水を供給していることでも有名で、 … [Read more...] about 轟水源