地域の方々によって大切に守られている猿庫の泉(さるくらのいずみ)は、お茶に適した水として知られています。ここでは、この水の特徴や採水地周辺の観光地などについてご紹介します。 どこで採水されている? 猿庫の泉は、長野県飯田市の北西にそびえる風越山山麓の天竜川水系円悟沢に湧出している泉で、昭和60年(1985年)に環境省より名水百選に選ばれました 東屋や茶室が整備され、4月から5月の新緑は美しく、5月から10月までの休日には猿庫の泉保存会が主催する野点(のだて)が行われています。 採水地へは、JR飯田線を飯田駅で下車してタクシーで10分程走れば訪れることができます。車では、中央自動車道飯田ICから15分ほどです。 名水の由来 江戸時代に茶道家の不蔵庵龍渓宗匠(ふぞうあんりゅうけいそうしょう)が茶の湯に最適な水を求めて諸国 … [Read more...] about 猿庫の泉