金沢清水は岩手県八幡平市松尾寄木にある7ヶ所の湧水群の総称であり、別名「座頭清水湧水群」と呼ばれています。数々の伝説が残されている湧水であり、岩手県では有名な湧水のひとつです。 この記事では、金沢清水に関する情報とその周辺の観光情報についてご紹介します。 どこで採水されている? 金沢清水は岩手山麓から湧き出ています。1日の湧水量は多くて3.4万トンにもなります。ここの湧水は岩手県内水面水産技術センターによって、アユやヒメマスなどの養殖と研究のために使用されています。 源泉は岩手県内水面水産技術センターの中にあります。敷地の中には所々に見学者のための案内があり、展望台も用意されています。源泉の水はそのままでは飲むことができませんが、事務所の脇にある水道の水は飲料用とされています。 金沢清水の採水地へは、盛岡駅からバスを利用し、東八幡平交通セ … [Read more...] about 金沢清水
岩手県の名水
龍泉洞地底湖の水
龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつとして知られています。ここでは、その洞内の地底湖から湧き出る水「龍泉洞地底湖の水」の由来や採水地情報、水の成分などについて紹介していきます。 どこで採水されている? 地底湖のある龍泉洞は、岩手県北東部の岩泉町にあります。龍泉洞の真上には標高604mの宇霊羅山(うれいらさん)がそびえ、石灰岩で形成された地形で周辺は豊かな森林に囲まれています。 上流の方には広葉樹林が広がり、雨水や雪どけ水が広葉樹の落葉地層を通って浄化され、さらに石灰岩層によって長い年月をかけてろ過されます。ろ過された水は地下深く浸透し、湧水となって龍泉洞の地底湖に湧き出ます。 洞内には現在8つの地底湖が見つかっており、そのうち3つは一般に公開されています。公開されている第三地底湖は水深98m、未公開の第四地底湖は水深120mと世界有数の透明度を誇 … [Read more...] about 龍泉洞地底湖の水