万葉集にも登場する山口県岩国市には、桜井戸と呼ばれる名水があります。桜井戸はこの地域の灌漑用水として利用されているほか、お茶会などの水としても使われています。人々には古くから名水として親しまれ、生活の中でよく利用されてきました。 ここでは、桜井戸の名水としての特徴をご紹介します。 どこで採水されている? 桜井戸の採水地は、山口県岩国市通津地区にあります。日本名水百選に選ばれているほか、井戸そのものと周辺の水路は、文化遺産にも指定されています。採水地には蛇口が備え付けられており、現地に向かえば誰でも採水することが可能です。 桜井戸の採水地へはJR山陽本線を利用し、通津駅で下車して徒歩5分ほどで辿り着くことができます。車で行く場合には山陽自動車岩国インターチェンジで降り、さらに30分ほど走れば辿り着けます。 名水の由来 … [Read more...] about 桜井戸
山口県の名
寂地川
寂地川は山口県、島根県、広島県の3県にまたがっている寂地山の谷川です。樹齢の長い杉やブナなどが付近に生えており、古くから寂地川の水は近隣住民の生活用水として使用されてきました。現代でも寂地川の水は良い水質を保っており、中国地方の名水のひとつとして知られています。ここでは、寂地川の水としての特徴やアクセス情報などについて紹介していきます。 どこで採水されている? 寂地川の採水地は、山口県岩国市錦町に存在しています。寂地川は宇佐川の最上流であり、西中国山地国定公園内に採水地があります。付近には多くの植物が自生しており、5月には新緑の植物を、11月には紅葉を楽しむことができます。 寂地川付近には鉄道の駅やバス停は存在しておらず、アクセスするには自動車が必要となります。最寄りのICは中国自動車道の六日市であり、ICを降りてから20分ほどで辿り着く … [Read more...] about 寂地川
別府弁天池湧水
山口県にある名水のひとつに、「別府弁天池湧水(べっぷべんてんいけゆうすい)」があり、この水には、飲んだものは財に恵まれて長生きできるという言い伝えが残されています。 ここでは、別府弁天池湧水の特徴や周辺の観光地などについてご紹介します。 どこで採水されている? 別府弁天池は、山口県美祢市秋芳町(みねししゅうほうちょう)にあり、池の源となっている湧水は別府弁天池湧水と呼ばれており、昭和60年(1985年)に名水百選に選定された湧水のひとつです。 この湧水は、カルスト地域に見られるコバルトブルーの美しい水で、主に地域住民の生活用水や鱒(マス)の養殖に利用されています。採水地は、中国自動車道美祢インターチェンジから車で20分程のところにあります。 名水の由来 別府弁天池は、山口県美祢市秋芳町(みねししゅうほうちょう)に … [Read more...] about 別府弁天池湧水