安曇野は梓川、犀川、高瀬川の3つの川で作られた扇状地全体のことを呼びます。いたるところから大量の地下水が湧き出しており、「安曇野わさび田湧水群」として名が知られています。その名の通りわさびの栽培が盛んであり、長野県はわさびの販売量日本一を誇っています。 この記事では、安曇野わさび田湧水群に関する情報及び周辺の観光情報について紹介します。 どこで採水されている? 安曇野市豊科重柳から穂高等々力にかけての一体は、北アルプスからの雪解け水が至るところから湧き出ています。湧水は1日に70万tもの量とも言われており、年間を通して豊かな水量は変わらず、水温も一年中15度程度に保たれています。 1985年には環境庁により名水百選に選定されました。さらに、1995年には国土交通省から「水とロマンあふれる安曇野」として水の郷百選の認定も受けました。 こ … [Read more...] about 安曇野わさび田湧水群
長野県の名水
姫川源流湧水
姫川源流湧水(ひめかわげんりゅうゆうすい)は、白馬村の源流から新潟県を経由して日本海に注ぐ姫川の源流です。ここでは、美しい湿原を作り出しているこの湧水の特徴や周辺の観光地について詳しくご紹介したいと思います。 どこで採水されている? 姫川は、全長58km、流域面積742平方m、川幅の最大は河口に近い場所で450mに達する、長野県北安曇郡白馬村を源流とする河川です。 源流の姫川源流湧水は、昭和60年(1985年)に日本名水百選に選定されました。姫川源流と付近の親海湿原は貴重な自然環境を形成しているとして、長野県の自然環境保全条例に基づいて自然環境保全地域に指定されています。 採水地へはJR大糸線南神城駅で下車して徒歩10分程で訪れることができます。 名水の由来 姫川源流湧水は、信濃川水系に属する青木湖と分水嶺を隔てた小さな … [Read more...] about 姫川源流湧水
猿庫の泉
地域の方々によって大切に守られている猿庫の泉(さるくらのいずみ)は、お茶に適した水として知られています。ここでは、この水の特徴や採水地周辺の観光地などについてご紹介します。 どこで採水されている? 猿庫の泉は、長野県飯田市の北西にそびえる風越山山麓の天竜川水系円悟沢に湧出している泉で、昭和60年(1985年)に環境省より名水百選に選ばれました 東屋や茶室が整備され、4月から5月の新緑は美しく、5月から10月までの休日には猿庫の泉保存会が主催する野点(のだて)が行われています。 採水地へは、JR飯田線を飯田駅で下車してタクシーで10分程走れば訪れることができます。車では、中央自動車道飯田ICから15分ほどです。 名水の由来 江戸時代に茶道家の不蔵庵龍渓宗匠(ふぞうあんりゅうけいそうしょう)が茶の湯に最適な水を求めて諸国 … [Read more...] about 猿庫の泉