白山川 (はくさんがわ)

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白山川 - 大分県豊後大野市三重町

大分県の南部に位置している豊後大野市。この街には現在でも豊富な自然が残されており、特にゲンジボタルの生息地として知られています。このような豊富な自然が育まれた背景には、白山川と呼ばれている名水の存在があります。

ここでは白山川の水の特徴や、付近の観光情報などについて紹介していきます。

どこで採水されている?

白山川の採水地は、大分県豊後大野市三重町にあります。5月下旬〜6月上旬の時期には採水地付近でゲンジボタルが見られることから、特にこの時期は多くの観光客で賑わっている町です。

採水地周辺は森林に囲まれており、白山川の水は中津牟礼川と奥畑川の渓流沿いから湧き出ています。水量・水質ともに良好な状態であるため、白山川の水は名水百選にも選ばれました。採水地付近では、毎年8月に名水しぶきあげ大会という祭りが開催されています。

採水地の最寄駅は、JR豊肥本線の三重町駅です。三重町駅から大野交通バス白山線に30分ほど乗り、「ほげ岩」で下車すれば後は徒歩で向かうことができます。自動車で向かう場合には、大分市内から国道10号線、国道326号線を経由して三重町に入り、そこから稲穂水中鍾乳洞方面へ約20分走れば辿り着くことができます。

名水の由来

白山川-名水の由来
白山川-名水の由来

白山川の源は、付近に存在している傾山(かたむきやま)です。傾山は奇岩や巨岩が多く見られる山であり、渓流沿いの岩壁から地下に溜まった水が湧き出ています。また、白山川とは中津牟礼川と奥畑川の総称であり、ひとつの河川を指す言葉ではありません。

現在では、白山川を守る会によって保全活動が実施されています。有機リン酸系合成洗剤や農薬などの使用を制限する活動が行われており、河川を守ることによってゲンジボタルなどの生息環境を整えています。

ミネラル含有量と味わい

白山川-ミネラル含有量と味わい
白山川-ミネラル含有量と味わい

白山川の水の硬度は、1リットルあたり平均25〜50ミリグラムです。主な成分は炭酸水素カルシウムであり、発泡性であることが特徴的な名水です。

水温は約8〜22度と季節によって差が大きいため、美味しく頂きたいのであれば季節を選ぶことがポイントです。

採水地周辺の観光地

白山川-採水地周辺の観光地
白山川-採水地周辺の観光地

採水地から約160m離れたところには、大分県の王道スポットとも言われる稲穂水中鍾乳洞があります。鍾乳洞の中でもスケールが大きく、世界でも数が少ない水中鍾乳洞であることがこのスポットの魅力です。外部との気温差が20度近い日もあり、特に夏の時期に人気が高い観光スポットとなっています。

また、採水地から約500m離れている白山渓谷も、人気の自然スポットのひとつです。夏にはホタルの大群落が現れ、秋には紅葉を楽しむことができます。季節によって光景が様変わりするため、何度でも楽しめるスポットです。

白山川付近はご当地グルメも豊富であり、鶏めしやマグロステーキ、とり天や関サバなどを提供している飲食店が見られます。特に関サバなど、この地域ならではの高級食材を取り扱っている飲食店に人気が集まっています。

白山川の口コミ

澄み切ったお水はホタルにもきっとわかるのでしょうね。キレイで美味しいお水にホタルも流れ星のように喜んでいます。

こんな幻想的な少女がいるんですね。夏にしか現れないって水の妖精なのでは…?会ってみたいものですねぇ。

大自然は昼と夜の表情がちがいます。昼間はなんだか探検でもしたくなる雰囲気です。

白山川の風景

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出典:FLICKR

自然の創造物は人の心に大きな衝撃を与えます。偉大すぎる風景は圧巻です。

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出典:FLICKR

大迫力。いつまでも絶え間なく流れ落ちる水の量に自然の豊かさを感じますね。

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出典:FLICKR

稲積水中鍾乳洞。3億年もの時を経た神秘的な洞窟です。ここにくればタイムスリップできますよ。

#ホタル#白山川

noriさん(@nori_883)が投稿した写真 –

白山川はゲンジボタルの生息地としても有名。水がキレイな場所でしか見られない、貴重な景色です。

Catch!! #japantent #summer #白山川

Titis Rohana Suciさん(@teiteizu)が投稿した写真 –

白山川キャンプ場での川遊び、バーベキューはとても楽しそう。夜になれば満点の星空がみんなを照らしてくれます。

白山川最高 其之参。

chopstick084さん(@chopstick084)が投稿した写真 –

ぼんやりと水の音に耳を傾けると、時間が経つのもすっかり忘れてしまいます。飛び散る水しぶきとともにマイナスイオンがこちらに降りかかります。

アクセスマップ

どこで購入できる?

白山川の水は一般的に販売されていません。ウォーターサーバー用の水としても使用されていないため、味わうには現地に訪れる必要があります。 現地では飲用することが可能ですが、源流部のみと決められています。また、ペットボトルなどの容器を持参したとしても、自宅に持ち帰ることはできません。

おわりに

ここまで、大分県の名水である白山川の水について紹介してきました。採水地付近では一時絶命状態に近かったゲンジボタルを増やすため、幅広い年齢層の地域住民が環境保全活動に努めています。現地を訪れた際にはしっかりとマナーを守り、環境破壊に繋がる行為をしないように心がけましょう。

参考サイト

白山川 Wikipedia

豊後大野市 公式サイト

大分県ホームページ

日本名水百選

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