姫川源流湧水 (ひめかわげんりゅうゆうすい)

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姫川源流湧水 - 長野県北安曇郡白馬村神城

姫川源流湧水(ひめかわげんりゅうゆうすい)は、白馬村の源流から新潟県を経由して日本海に注ぐ姫川の源流です。ここでは、美しい湿原を作り出しているこの湧水の特徴や周辺の観光地について詳しくご紹介したいと思います。

どこで採水されている?

姫川は、全長58km、流域面積742平方m、川幅の最大は河口に近い場所で450mに達する、長野県北安曇郡白馬村を源流とする河川です。

源流の姫川源流湧水は、昭和60年(1985年)に日本名水百選に選定されました。姫川源流と付近の親海湿原は貴重な自然環境を形成しているとして、長野県の自然環境保全条例に基づいて自然環境保全地域に指定されています。

採水地へはJR大糸線南神城駅で下車して徒歩10分程で訪れることができます。

名水の由来

姫川源流湧水-名水の由来
姫川源流湧水-名水の由来

姫川源流湧水は、信濃川水系に属する青木湖と分水嶺を隔てた小さな平坦部から水が多量に湧き出ています。これは、川の始まりを平坦部で直接見られる点で全国的にもめずらしい例です。

ミネラル含有量と味わい

姫川源流湧水-ミネラル含有量と味わい
姫川源流湧水-ミネラル含有量と味わい

水温約8.0度から10.0度の冷水が1日平均8000立方mから26000立方m湧出しています。硬度は平均17.0mg/Lで、軟水に分類されます。

採水地周辺の観光地

姫川源流湧水-採水地周辺の観光地
姫川源流湧水-採水地周辺の観光地

源流周辺には清く澄んだ水にイワナやスナヤツメが生息し、そこから徒歩10分程で行ける親海湿原は、春の雪解けとともに福寿草の花にうめ尽くされます。毎年4月中旬に姫川源流福寿草まつりが開催され、多くの観光客が訪れます。福寿草の後は、ミズバショウ、キクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウといった春の花が次々に咲き誇ります。川面は清水に育つオランダガラシで一面が覆われ、冷水中には夏に梅の花に似た小さな花を咲かせるバイカモなどが育っています。

白馬には他にも四季折々の植物が楽しめるスポットが多くあります。標高2932mの白馬岳は後立山連峰の北部に位置する白馬三山の一つで、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の三山が連なる姿は北アルプスを代表する景色です。白馬岳はその豊富な高山植物から花の名山としても知られ、夏の登山道には数多くの可憐な花々が見られます。高山植物の花は7月中旬から8月中旬が最盛期で、広大な斜面一面に花が咲き乱れる様子が訪れた人の目を楽しませてくれます。

さらに白馬五竜高山植物園では、6月下旬から9月上旬まで、200種100万株にものぼる高山植物が見られます。高山植物の中でも特に人気が高く、高山植物の女王とも称されるコマクサは約5万株が植えられており、神秘的で珍しいヒマラヤの青いケシも見られます。また、高山植物の花々だけでなく、五竜岳や白馬三山をはじめとした北アルプスや北信州の山々の景観が楽しめるのもこの高山植物園の魅力です。

白馬大雪渓は全長3.5キロメートル、標高差600mの白馬大雪渓は、日本一のスケールを誇ります。白馬は熱気球やパラグライダー、ラフティングやサイクリングなど、大自然を満喫できるアウトドア体験プログラムや、そば打ち、陶芸、トンボ玉作りなどのインドア体験プログラムも充実しています。冬には「白馬さのさか、白馬五竜、HAKUBA47、白馬八方尾根、白馬岩岳、白馬みねかた」の6つのスキー場でバリエーション豊かなコースが楽しめます。

姫川源流湧水の口コミ

あまり知られていない様でお盆なのに数人しかすれ違いませんでした。遊歩道も程よく整備されていて、とても癒されます。
出典:google+

まさに穴場スポットですね!運が良ければ独り占めできそうです。

水中には綺麗な水にしか自生しないとする植物がたくさんいます。

藻と橋の構図が美しすぎて、まるでお伽話の中のように思えます。

姫川源流湧水は、全国でも珍しいとされる川のはじまりを平坦部で見れる場所です。

姫川源流湧水の風景

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14j5229 大糸北線は姫川に沿って走る。もとい、姫川が削った谷に沿って集落が点在し、線路が付けられた。 平時は川と白い岩と緑が美しく映える川だが、毎年どこかで崩れ、いつもどこかで護岸工事をしている感がある。
出典:FLICKR

源流から流れてきた姫川は山の緑に映えますね。

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“15j3654a 【大糸線車窓 Ōito line window view】南神城駅付近に源流がある姫川を初めて渡る。白馬村は比較的平地(盆地)があるが、この先の小谷村に入ると谷続き。”
出典:FLICKR

冬の姫川は、その周りの真っ白になった山が主役となりますね。

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“P6034214 姫川源流、荒神社”
出典:FLICKR

湿原の中にひっそりと佇む荒神社は1300年に建てられた神社で、その後一時荒廃したのですが何度か改築されながらも現存しているそうですよ。

Chiemi*さん(@cena.soh)が投稿した写真

夏は涼しくて散策にはぴったりですね。空気も美味しいからリフレッシュできそうです。

MAKOさん(@makorz)が投稿した写真

バイカモは冷水を好むため、水の冷たさが伺えますね。

姫川源流自然探勝園は自然環境保全地域にも指定されている場所で、美しい景観を保てていられるのもそのためですね。

アクセスマップ

どこで購入できる?

ミネラルウォーターとしての商品化は行われていません。残念ながら、採水地での飲用も持ち帰りも認められていません。

おわりに

ここでは、姫川源流湧水の特徴や周辺の観光地について詳しくご紹介しました。湧水地周辺には山の恵み、水の恵みがあふれています。姫川源流湧水にお出かけの際には、貴重な湿生植物や高山植物にもぜひ注目してみてください。

参考サイト

姫川 – Wikipedia

日本名水百選

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